毒親から逃げる方法③|警察と市役所でやった手続き

逃げ方の実務情報

弁護士に相談して、お金の準備もして。
じゃあ次は何をすればいいの?
そう思っていたら、弁護士さんからこう言われました。

「まず警察と市役所に相談しておいてください」

正直、警察なんて自分には縁のない場所だと思っていました。
でも、これがあとでとても大事な手続きになるんです。

まず警察に電話した

弁護士さんに言われたとおり、地元の警察署に電話しました。
目的は「行方不明届を出されないようにするため」。

家を出た後に親が「子どもがいなくなった」と届け出を出すことがあるそうです。
それを防ぐために、先に警察に事情を話しておく必要がありました。

電話でこう伝えました。

「親から暴力を受けていて、家を出たいです。相談したいのですが」

すると「一度来て、話を聞かせてください」と言われ、日時を決めて警察署へ行くことになりました。

生活安全課で約1時間、話を聞いてもらった

警察署に行くと、案内されたのは「生活安全課」という窓口でした。
担当の方が丁寧に話を聞いてくれて、約1時間。

途中、書類に記載された言葉が目に入りました。

「被害者:ことか、加害者:継母」

その文字を見たとき、少しだけほっとしました。
ずっと「自分がおかしいのかな」「大げさなのかな」と思っていたから。
でも書類に「被害者」と書かれた。

それだけで、やっと信じてもらえた気がしました。

「もう会いたくない」とはっきり伝えた

担当の方に聞かれました。

「本当に継母と話さなくてよいですか?もう会いたくないですか?」

迷わず答えました。

「はい。もう会いたくないです」

その言葉をもとに、警察が書類を作成してくれました。

家を出た後は、警察に連絡して住む場所が決まったら書類を受け取りに来るよう伝えられました。

市役所での手続きはあっさりしていた

書類を受け取った、その足で市役所へ向かいました。

窓口でひとこと伝えるだけでした。

「住民票に閲覧制限をかけたいです」

これを言うと、担当の方がスムーズに手続きを進めてくれました。

閲覧制限とは、住民票を誰かが取ろうとしても「この人の情報は出せません」と制限をかけること。
親に引っ越し先の住所を知られないために、必要な手続きです。

警察の書類があったので、説明もほとんどいりませんでした。

この2つの手続き、やっておいてよかった

「警察に行く」ってハードルが高く感じていました。
でも実際は、話を聞いてくれる場所でした。

怒られるわけでも、疑われるわけでもない。
ただ、話を聞いて、書類を作ってくれる。

市役所も「閲覧制限をかけたい」と言うだけで動いてもらえました。

逃げる前にこの2つをやっておくと、あとがずっとラクになります。
迷っているなら、まず弁護士に相談してから動くのがおすすめです。

次の記事では、家を出る日に持って行ったものについて書きます。
→次の記事に続きます

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